アシストは7月16日、取扱製品である統合ログ管理システム「Logstorage(開発元:インフォサイエンス)」を活用し、WindowsやLinuxサーバに蓄積されたOSログの管理負荷軽減とモニタリング環境の短期実装を実現する「ログレポートキット for OS」の提供を開始すると発表した。

「ログレポートキット for OS」の構成概要

「Logstorage」は、PC/サーバ/ネットワーク機器などが出力するログを、機器、アプリケーションの種類、フォーマットを問わずに統合的に一元管理するツール。アシストでは、取扱製品である「JP1」/「CA ControlMinder」/「秘文」/「PISO」/「LDAP Manager」の各製品からログ情報を自動収集し、簡単にログを検索/集計しやすいフォーマットに成形して、様々な監査要件にも対応可能なレポートを標準的に出力できるアシスト独自のレポート・テンプレートを付属した「ログレポートキット」シリーズを提供している。

今回、「PCI DSS、監査、情報漏えい対策のためOSログは取得しているが、管理やチェックまで手が回らない」、「蓄積されたOSログ情報を簡単に活用したい」という顧客企業からの要望に応え、WindowsおよびLinuxサーバのOSログの管理負荷軽減を実現し、PCI DSSや監査対応などで利用できるレポート機能を短期間で実装する「ログレポートキット for OS」を提供する。

同製品では、Windowsサーバのイベント・ログ、Linuxサーバのwtmpログを自動的に収集し、Logstorageの独自圧縮技術で長期間保存、アシストが用意した付属レポート・テンプレート(ログオン履歴、ログアウト履歴、ログオン/ログアウト履歴、リモートからのログオン履歴、ユーザ別ログオン/ログアウト履歴、サーバ別ログオン/ログアウト履歴)によりPDF、HTML、CSVなどの形式で日次、週次、月次レポートを定期的に自動作成する。

「ログレポートキット for OS」のライセンスは、Logstorage Workgroup版が115万円(税別)。※集計モジュール、レポート・モジュール、ログ収集対象ライセンス5台分を含。初年度保守は23万円(税別)。

アシストではWindowsおよびLinuxサーバのOSログの管理負荷軽減とモニタリング環境の短期間での構築を実現するソリューションとして積極的に販売していく。