インターネットイニシアティブ(IIJ)は16日、配信プラットフォームを提供する「IIJ大規模コンテンツ配信サービス」において、「マルチデバイスストリーミング/VoD」を追加し、同日より提供開始すると発表した。
「マルチデバイスストリーミング/VoD」は、ビデオやオーディオコンテンツの配信方式としてHTTPを採用しており、PC向け配信に適した形式である「Adobe HTTP Dynamic Streaming(HDS)」と、スマートデバイス向けに適した「Apple HTTP Live Streaming(HLS)」の両フォーマットに対応し、ひとつのmp4ファイルをアップロードすることで、HDS、HLS としてIIJ の配信サーバ群から大規模配信できるサービスとなる。
発表によると、同サービスを利用することで、PCやタブレット、スマートフォンなど各種デバイス向けに最適化された配信を行う際の運用負荷や、ストレージコスト等を削減できるという。
価格は、初期費用については、初期設定費用が20万円、即日対応費用が30万円、国内限定配信オプションが10万円、IPv6オプションが20万円。 月額費用については、月額費用が帯域に応じた個別見積もり、ディスク容量が1万円/10GB、国内限定配信オプションが15万円となっている。