LINEは7月12日、Android版LINEアプリのアップデート(Ver 3.8.0)を発表した。トークや通話の基本機能を改善したほか、着せかえ第2弾となるテーマ「ブラウン」や絵文字の追加、トークの投稿文字数を10000字まで拡張したという。
着せかえ第2弾の「ブラウン」は、LINEのスタンプキャラクターであるブラウンをイメージした着せかえテーマ。茶色をベースとした落ち着いたテーマであるため、男性やシンプルなデザインが好きなユーザーにオススメとしている。
着せかえ機能はLINEの友だち一覧・トーク画面・メニューボタンなど全体のデザインを変えることができ、第1弾「コニー」は6月13日より提供されている。
また、絵文字が新たに46種類追加され、既存絵文字も74種類がリニューアルされた。絵文字は1つだけでも送信できるようになり、スタンプよりも小さいサイズで表示されるという。
ほかに、システムの仕様が一部変更され、新たにメールアドレス登録者を対象にメール認証が行われるようになる。LINEでは、任意でメールアドレスをサービスに登録できるが、誤って他人のメールアドレスを登録したり、他人が自分のメールアドレスを利用してLINEに登録することを防ぐことができる。
Googleの2段階認証などと同様の仕組みで、認証を行うと登録メールアドレスにパスワードが送られ、パスワードを入力することで利用が可能となる。このメール認証は、一度認証すれば再度要求されることはない。LINEによると「現時点で再認証を要求するタイミングなどは決まっておらず、今後もアップデートするタイミングでメール認証を継続するかは未定」としている。
また、通知の表示条件とスタイルの設定機能が追加された。通知の右上の設定アイコンから通知の表示スタイルを変更できるほか、「常に表示」、「画面OFF時」、「他のApp使用時」など、自分の好みに合わせた通知表示条件を設定できる。
細かい仕様改善では、トークで一度に送信できる文字数をこれまでの500字から10000字に増やしたほか、機種変更や再インストール時に購入したスタンプが一括でダウンロードできるようになっている。