日立システムズは12日、オープンイノベーションサービス「Smart Business Gateway」など、ソーシャルメディアデータを活用したサービスの強化を目的に、ホットリンクに出資、これにより、「Smart Business Gateway」などの自社サービスの強化につなげると発表した。
発表によると、日立システムズは、2013年2月から、ホットリンクとの協業により、業種を超えた複数の企業間でデータを相互活用できる情報基盤を提供し、異業種間のデータ流通やビジネスマッチングを支援するオープンイノベーションサービス「Smart Business Gateway」や「ソーシャルデータ活用・分析サービス」を提供している。
同社では、「Smart Business Gateway」の提供開始以降、ソーシャルメディアデータを活用したサービスの引き合いが著しく、今後も事業拡大が見込めることから、ホットリンクへの出資による協業強化の検討を続け、このたび、両社において合意がなされ、日立システムズがホットリンクの株主となる手続きがすべて完了した。
今後、日立システムズは、ホットリンクの協力の下、ソーシャルメディアデータ分析コンサルタントの育成や、ソーシャルメディアデータを活用した新サービスの開発、オムニチャネルやビジネスマッチングに関連する新サービスの開発などに注力するという。
また、ホットリンクは、協業関係を強化することで、販売チャネルを拡大するとともに、経営の安定化を図るとしている。