NTTソフトウェアは7月11日、メール誤送信防止ソフト「CipherCraft/Mail」の新バージョンの販売を開始した。

CipherCraft/Mailは、メール誤送信防止機能と暗号化機能を備えたソフト。さまざまなメール環境で利用でき、クライアントPCにインストールする「クライアントタイプ」と、プロキシサーバーとして動作させる「サーバタイプ」が用意されている。

新バージョンでは、NSDビジネスイノベーションのファイル転送ソフト「eTransporter」と連携し、大容量ファイルの転送に対応。同機能はオプションサービスとして提供され、画像や設計書など、容量の大きいファイルを通常のメールと同じ操作性で安全に送れるようになる。また、大容量ファイルの送信証跡照合を一元管理できるため、ファイルの送信者や送信先、そのファイルがダウンロードされた時間などを確認することが可能になっている。

CipherCraft/MailとeTransporterとの連携イメージ

同社は同ソフトに関して、今後3年間で20億円の売上を目指すとしている。