ソフォスは7月11日、同社の統合セキュリティ製品「Sophos Anti-Virus Server License」がOracle Linuxに対応したことを発表した。
Sophos Anti-Virus Server Licenseは、統合的なマルウェア対策やリスク管理を行う製品。サーバーレベルでネットワークを守り、ウイルスやスパイウェア、ハッキングなどを防ぐことができる。
同製品はWindows / Linux / UNIX / Macに対応しており、すべてのプラットフォームで単一のマルウェア検索エンジンを利用していることが特徴。そのため、特定のOSを狙ったマルウェアでもすべてのOS上で検出することができる。
同製品はこのほどOracle Linuxにも対応し、Linuxプラットフォームへのサポートを強化した。同社によると現在、LinuxやUNIXサーバーにWindows系ウイルスを仕込み、そのサーバーにアクセスしたWindows PCを感染させる手口が多発しているという。Linuxサーバーへの対応強化は、このようなリスクを軽減する狙いがある。
なお、同製品の参考価格は5~9サーバーで利用するケースで1台あたり年間5万6700円(税別)。