Bluetooth SIGは7月11日、2013年上半期のBluetooth Smart Ready機器やBluetooth Smart機器の前年比成長率が、過去最高の186%に達したと発表した。

Bluetooth Smart Ready/Smart機器は、超低消費電力技術が特徴。健康管理アクセサリや腕時計、キーレスのドアエントリーシステムなど様々な機器に利用されている。

Bluetooth SIGが「アプセサリ」と呼ぶ、スマートフォン向けアプリ・サービスと連携したアクセサリ製品では健康管理機器が多く登場し、2013年のトレンド予測にも取り上げられているFitbitなどがすでに米国で一定の評価を得ている。

IHS コネクティビティ担当 アソシエイト・ディレクターのリサ・アロースミス氏は「近々リリース予定のAndroidバージョン4.3において、Bluetooth Smartのネイティブサポートが発表されたことで、Apple、Microsoft、Blackberryに続いて、この技術に対応するOSシステムはさらに増えることになるでしょう」と述べている。

これにより、スポーツ・健康管理系アクセサリのBluetooth Smart対応が増えるとしており、「Bluetooth Smart対応ICの年間出荷量は、2018年までに10倍以上増加すると予測されている」(同氏)という。