ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話ら携帯各社は7月11日、「緊急地震速報」が発表された際にこれまでのブザー音に加えて、音声による警報音を順次導入していくと発表した。具体的な導入時期や対応機種は、今後、発表の予定。

これは、気象庁が実施した行動調査の回答において、ブザー音に加えて「声」によって伝えてほしいとの要望が多く寄せられたため。音声による警報音を導入することで、ブザー音を知らない場合でも緊急地震速報であることが理解できるといったメリットが挙げられている。

なお、気象庁の同調査では、緊急地震速報を受信した手段としては、スマートフォンを含む携帯電話が73.8%ともっとも多い回答となっている。

気象庁の調査発表から抜粋