ミクシィは7月11日、同社の運営するSNS「mixi」において、個人間の売買をサポートする新しいサービス「mixiマイ取引」の提供を発表した。
mixiではこれまでもコミュニティ機能を利用して個人間での売買が行われており、同社が昨年実施したユーザー調査でも、約60%の利用者がコミュニティでの売買経験があり、「売買が簡単にできる仕組みがあれば使ってみたい」という利用者も70%以上にのぼったという。
このような声に応えて開始された「mixiマイ取引」は、専用の連絡ツールを用意するなど使いやすさが特徴。売る側は1点から販売可能で、「mixiマイ取引」で売りたいものを登録し、そのURLをコミュニティに投稿すると自動的にその商品が表示されるようになっている。
商品への質問や取引でのコミュニーケーションには専用の連絡ツールが用意されているほか、支払いについても、購入者からの代金をミクシィがいったん預かり、商品発送が完了してから、販売側へ代金を渡す「mixiあんしん支払い」によって支商品不達といったトラブルを防止する工夫がなされている。
利用料は、売る側に関しては出品手数料や成約手数料などは無料で、代金受け取り時の振込手数料として105円がかかる。買う側は「mixiあんしん支払い」の手数料として代金の4.2%(1000円未満の場合は42円)が必要となる。