シトリックス・システムズ・ジャパンは7月10日、「シトリックス4 都市キャラバン」の東京会場で基調講演を行い、同社のモバイルワークスタイル戦略について説明、同日提供開始となるCitrix XenDesktop 7、Citrix XenMobile、およびCitrix ShareFileの最新情報を公開した。

「XenDesktop 7」概要イメージ

早期導入企業においては、ユナイテッドアローズがXenDesktop 7の導入、日商エレクトロニクスがXenMobile Enterprise およびShareFileの導入を決定したという。

ユナイテッドアローズではワークスタイル変革の一環として、ITを活用して場所、時間、モノに左右されずにコミュニケーションを多様化する働き方を提供するためのソリューションとして、XenDesktopを採用。新バージョンで、更なる利便性向上とパフォーマンス向上を実現し、1ランク上の生産性向上を期待している。

日商エレクトロニクスでは、XenMobileの早期導入により、同一端末内で仕事とプライベートの領域を明確に分離、ビジネスで利用するアプリケーションとデータのセキュリティを確保し、安全なBYODを実現。さらに、ShareFileも採用し、VDIとスマートデバイス、他のメンバーとのシームレスなデータ共有を可能な環境にする。

また、日商エレクトロニクスは、モバイルワークスタイルを実現するパートナーとしてXenMobileおよびShareFileを7月10日より提供を開始する。

さらに、シトリックスは、XenDesktop 7の提供開始に伴い、新たな体系でトレーニングおよび認定資格を提供。新しい認定資格体系は、3つの新資格と各資格に応じたコースから構成され、運用・トラブルシューティングを担当者は、Citrix Certified Associate資格トラック、構築・テストを担当者はCitrix Certified Professional資格トラック、アセスメント・設計を担当者はCitrix Certified Expert 資格トラックを受ける等、今回の体系の一新により、従来と比べ技術者の担当するプロジェクトフェーズ、求められるスキル別に必要なコースと資格がより明確になった。

XenDesktop 7のトレーニングコースは9月以降順次開始予定で、新しい認定資格は2013年秋にリリース予定。XenDesktop 7 のトレーニングコースおよび認定資格の詳細はこちらを参照。