パナソニック システムネットワークスは、業務用マルチアクセスコンセントレータ(EA-7TW11BS0)を2013年11月に発売、各種センサー機器とシリアル接続、センサー情報を伝送する「920MHz帯通信ユニット(EA-7HW11MS1)」も併せて発売すると発表した。
「業務用マルチアクセスコンセントレータ(EA-7TW11BS0)」サービス概要 |
同製品は、5GHz無線(4.9GHz帯)を用いた長距離中継通信と、公衆/プライベート共存が可能なWi-Fi対応端末を収容する業務用Wi-Fi基地局に加え、920MHz特小無線によって様々なセンサー端末からの情報等を収集するローカルエリアネットワークの構築までを1台で実現するもの。
従来は用途毎に基地局、中継器等の設置が必要であり、都度、システム設計を行う必要があったが、本製品は1台で3種類の通信仕様に対応しているため、コスト面、設置スペース、施工性の改善に貢献し、ネットワークインフラの拡張と様々な分野でのサービスの可能性を広げることができる。
また、同社が2013年10月に発売予定の、創エネと蓄エネの機能を併せ持つ屋外型の電源装置である「屋外インフラ用創蓄連携装置(AF-XD2100010)」と組み合わせることにより、通常は商用電源を利用し、有事に商用電源が利用できなくなった場合には太陽光発電(別途必要)とリチウムイオン電池による独立運用を継続することができ、さらに、ネットワークカメラなどの各種機器と組み合わせることにより、太陽光発電(別途必要)とリチウムイオン電池による環境配慮型で、しかも災害時にも活躍するシステムを構築可能となる。
同製品を活用したシステム例は次のとおり。