富士通は10日、企業向けPCワークステーション「FUJITSU Workstation CELSIUS」において、最新の高性能CPU「インテル Xeon プロセッサー E3-1200 v3 製品ファミリー」と最新のNVIDIA Quadro系グラフィックスカード(Kepler世代)を搭載した、ミニタワー型デスクトップワークステーションとコンパクト型デスクトップワークステーションを発売した。価格はいずれも20万5,800円(税別)から。

ミニタワー型デスクトップワークステーション「CELSIUS W530」に搭載されたXeon E3-1200 v3ファミリーは、旧世代のCPUと比べて性能が最大18%向上し、最大8スレッドの同時処理が可能となり、マルチコア対応業務アプリケーションの高速処理を実現する。W530は、3D対応グラフィックスカード「NVIDIA Quadro K4000/K2000/K600」を搭載可能で、最新のCADやCAE、解析シミュレーションなどのアプリケーションを快適に使用できる。

CELSIUS W530

「CELSIUS J530」は、狭いスペースにも設置できる省スペース型のPCワークステーションである。体積は約9.9リットルと小型ながら、NVIDIA Quadro K2000やK600を搭載可能。CPUは、最新のXeon E3-1225またはE3-1275から選択できる。本体には「電源連動型サービスコンセント」を標準装備しており、ディスプレイ電源を接続していれば、本体と同時に電源をオフにできる。

CELSIUS J530