参院選からネット選挙が解禁されたことに合わせ、各政党からスマートフォンアプリがリリースされている。政党の情報を発信するだけではなく、有権者に親しんでもらえるような趣向を凝らしたアプリも登場している。
政権与党の自由民主党は「あべぴょん あべちゃんと一緒に明日へぴょん!」をリリースしている。このアプリは、ジャンプする"あべちゃん"を左右に操作して高さを競うゲームで、ゲーム内でポイントを貯めるとあべちゃんの衣装を変更することができる。
一方で民主党は、民主党の政治家と2ショットポスターを作ることができる「民主党ポスターアプリ」を提供。民主党の海江田万里代表や細野豪志幹事長、参院選公認・推薦候補者など様々な政治家との2ショットが、AR技術を利用して撮影できる。スローガンも10種類から選べるほか、作成したポスターをFacebookやTwitter、LINEに共有することも可能だという。
また、社民党もAR技術を利用した活動を行っている。社民党が提供しているアプリではないが、Egg Squareの「reAR+」アプリを利用して、社民党のポスターをカメラに撮影するとTVコマーシャルが流れる取り組みを行っている。街中に貼られている社民党のポスターにかざすことで、メッセージ動画が流れるという。
また、日本共産党もiPhone専用で参議院選挙アプリをリリースしている。