OSKは、新デザインを採用し、業務手順をナビゲートする新機能を搭載した統合型グループウェア「eValue NS 2nd Edition」を9月19日から発売すると発表した。

統合型グループウェア「eValue NS 2nd Edition」ポータル画面

「eValue NS」は、ワークフロー・ドキュメント管理・コミュニケーション・スケジューラなどの機能を備えた、統合型グループウェア。今回、発表する新バージョンでは、より優れたユーザビリティを実現するデザインに一新し、ガイダンスにしたがって業務を進められる「業務ナビ」機能を搭載した。

これは、システム化されている作業も、されていない手作業も、業務の流れを可視化し、ノウハウとして共有・継承するための機能で、これまで個人の記憶や判断に依存していた業務、定期・不定期の馴れない業務を、ナビゲーションに基づいて遂行することが可能となるという。

具体的には、「退職や人事異動による業務手順継承や新人実務教育」「決算処理や年次/月次など忘れがちな作業手順の参照~実施」「引越し・結婚・年末調整など慣れない申告の手順参照~申請」「保守メンテナンス業務における社外からの作業手順~技術文書参照」など、どの企業でも必ず存在するシーンで役立つ。

また、ラインナップすべてでマルチブラウザに対応し、タブレット操作を考慮したデザインとなている。

統合型グループウェア「eValue NS 2nd Edition」の新機能「業務ナビ」

その他の主な機能強化として、「ワークフロー」に人事異動や部署の統廃合などにより影響をうける「ルート」などを検出し、変換する機能、「ドキュメント管理」に公開前の文書を共有し、仕掛かり文書の編集が可能になる機能、「ドキュメント管理」に構成管理オプションを搭載し、部品表(CSVファイル)をそのまま利用し、図面(文書)を検索できる図面管理機能としてリニューアル・出力先プリンターにあわせた出図制御が可能な一括印刷機能、「スケジューラ・コミュニケーション」に回覧板機能等を新たに搭載した。