Rails技術者認定試験運営委員会は2013年7月9日、ヒューマンリソシアを委員会に迎え、新体制にて新試験「Rails4 技術者認定シルバー試験」を開発・実施することを発表した。ヒューマンリソシアは、人材育成と就業支援のノウハウを提供し、@ITおよび吉政創成と協力し、Rails技術者認定試験の普及に努める。

新体制においては、吉政創成の代表取締役・吉政忠志氏が委員長として着任し、全体の運営責任の役割を担う。また、@ITの太田智美氏が副委員長として着任する。さらに、Rails用の携帯電話プラグイン「jpmobile」を開発する小川伸一郎氏をテクニカル・アドバイザーとして迎えた。シルバー試験問題の作成にあたっては、アジャイルウェアの協力を得ることになった。

Rails4技術者認定シルバー試験は、Ruby on Rails の専門知識の習得を評価することにより、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を図ることを目的とする。Ruby on Railsの実務で使えるコーディング力を問うものであり、Rails 4.0を対象とする。

受験料金は1回1万2000円(税別)で、2013年秋に公開ベータ試験を実施。2014年の春には本試験を開始する予定だ。設問数は選択式の40問、試験時間は1時間で、7割正答を合格基準とする。

Rails技術者認定試験運営委員会