新宿クリエイターズ・フェスタ2013実行委員会、新宿区は、大規模なアートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2013」を開催する。会期は8月23日~9月8日。
同イベントは、2011年より開始された、新宿駅周辺全域を会場として開催されるアートイベント。最近では、2013年の「24時間テレビ」"チャリTシャツ"のデザインを手がけた前衛芸術家の草間彌生や、CGアートの第一人者である河口洋一郎、「瀬戸内国際芸術祭」などの国内のアートイベントを多数手がける北川フラム、現代美術家の椿昇(初参加)、新宿に縁の深い写真家・森山大道(初参加)といった著名作家たちの参加が決定しており、アーティストひとりにつきひとつの個展を展開する予定。中でも、草間彌生は新作バルーンの発表を含めた作品展を行う。
また、学生参加の「学生アート・コンペティション」(空間デザイン部門・デジタル映像部門)を開催。空間デザイン部門の作品は、新宿モア4番街と新宿センタービルに設置される。参加校は計15校、展示15作品を予定しているとのこと。一方、デジタル映像部門の作品はアルタビジョンとユニカビジョンで公開されることとなり、応募数152作品のなかから、第1次審査を通過した約20作品を上映する。
そのほか、「こども アート」と題して、親子参加型イベントも実施する。プロデューサーは版画家の蟹江杏。プロによる音楽演奏を楽しみながら旧新宿コマ劇場の仮囲いにペインティングを行う「こどもと描く大壁画!ライブペインティング」や、石川浩司などの著名ミュージシャンも参加する「親子で楽しむミニライブ」、プロのアーティストが教える「アート体験ワークショップ」、クリエイターの手で作られたポストに手紙を入れると被災地の子供たちに届けられる「ポストアート展”(被災地応援プロジェクト)といった催しが行われるということだ。