セレージャテクノロジーは7月9日、アジア各国におけるFacebookユーザー数の調査結果を発表した。集計日は7月8日で、Facebookが提供する広告ツールを利用してセレージャテクノロジーが調査を行った。
同調査によると、アジア全体のユーザー数が先月行われた調査と比べ4922万人の大幅な増加となった。セレージャテクノロジーでは、1カ月の短期間で5千万人近い自然な増加は考えにくいとみており、「前回の調査後にFacebookが提供する広告ツールの集計方法に大幅な変更があったのではないか」としている。
アジアのユーザー数上位では、1位がインド(8000万人)、2位がインドネシア(5800万人)、3位がフィリピン(3200万人)、4位がタイ(2200万人)となっている。
日本のFacebookユーザー数はアジア5位の1960万人となっており、先月より560万人の増加。その他主要国では、台湾が1460万人、韓国では1100万人がFacebookを利用している。人口では世界一の中国だが、政府がFacebookへのアクセスを禁止しているため利用者が極端に少なく、64万人にとどまっている。
また、人口に対するユーザー数の割合では、1位がブルネイ(65.0%)、2位が台湾(62.7%)、3位がシンガポール(60.4%)で、日本は14位の15.5%となった。
セレージャテクノロジーによると、日本最大手のソーシャルメディアであるmixiのユーザー数は2711万人となっており、Facebookユーザー数をmixiと比較した割合では、72%にまで成長しているという。