FreeBSD - The Power To Serve

Windows 8がインストールされたノートPCやタブレットデバイスには「セキュアブート」と呼ばれる機能が実装されており、認証鍵を持っているOSしか起動できない仕組みになっている。セキュリティ面で好ましい反面、LinuxやFreeBSDなどほかのOSを使いたいと考えているユーザや企業にとってはこの機能は必ずしも好ましいものではないため、無効化してハードウェアを利用するケースもある。

Linuxディストリビューションのいくつかはこの問題に対し、認証鍵を取得して正式に対応したOSとなる方法を選択したものがある。従来のLinuxローダを起動するための新しいローダを開発し、このローダそのものをセキュアブート対応にすることで起動を実現させている。

こうした動きはFreeBSDでも起こっていることをITwireの記事「FreeBSD begins process to support secure boot」が伝えた。FreeBSD開発者のひとりであるMarshall McKusick氏の言葉を引用する形で、FreeBSDもLinuxと同様のアプローチを取ってセキュアブートへの対応を進めることが説明されてる。