日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月4日、栃木県警 サイバー犯罪対策室と栃木県下野警察署が、ファイル共有ソフト「Cabos」を使いインターネット上に音楽ファイルなどを公開していた茨城県の男性(25歳)を宇都宮地方検察庁に送致したことを明らかにした。

この男性は、JASRACの管理楽曲を含む音楽ファイルを無断でインターネット上に公開し、不特定多数に送信できるようにして著作権(公衆送信権)を侵害していたことから、JASRACが7月2日に告訴をしていた。

警察の調べによると、男性は5年ほど前からCabosを利用。所有するPCに保存されていた約1700件の音楽ファイルを無断でインターネット上に公開していたという。