ブリリアントサービスは7月4日、同社が現在開発を進めている電脳メガネ「VIKING」のプロトタイピングモデル「VIKING PT(プロトタイプ)」を完全受注生産で販売することを発表した。
VIKING PTは、シースルー型のヘッドマウントディスプレイ(HMD)越しに見える映像を、ジェスチャーで動かしたり操作するようなアプリケーションを容易に開発することを目的としたもので、同社では電脳メガネの研究や、HMDを使った新感覚アトラクションの開発などに向いていると説明している。
同プロトタイプとして提供される専用OS(VIKING OS)とハードウェア(HMD)、同梱のSDKを活用することで電脳メガネに対応したアプリケーションを作ることが可能で、電脳メガネを使うとう体験が、生活にどのような影響を及ぼすか、人にどのような感動を与えるのかなどの検証の敷居を下げることが可能になるという。
なお、同製品は完全受注生産であり、HMD、OSがインストールされたノートPC、Objective-C言語を使って、アプリケーションが開発できるSDKが含まれており、予約後のキャンセルは不可となっている。価格は200万円程度としており、予約は同社Webサイトの問い合わせ窓口にて個別対応という形で対応している。