サイオステクノロジーは、最新版となるLifeKeeperおよびDataKeeper for Windows v7Update6(v7.6)を、2013年7月26日から販売することを発表した。

LifeKeeperは、新たにIPv6に対応したほか、特定のソフトウェアでNICをチーミングしている場合にlmhostidで正しいhostidが取得できないという問題が修正された。

DataKeeperもIPv6への対応のほか、新たにWindows Server 2012へ対応した。また、ミラーリングボリュームのスナップショット機能が追加され、ミラーリングを継続した状態でターゲットノード上に任意の静止点を設けることにより、ターゲットノード上のアプリケーションからミラーボリュームを利用できるようになった。さらに、ミラーリングに関するI/O帯域およびCPUに対する負荷について性能が改善された。

このほかDataKeeperは、Microsoft iSCSI Software Target 機能に対応した。DataKeeperで作成したミラーボリュームをiSCSI Software TargetとしてWSFCから保護できるようになった。

DataKeeperの修正点としては、LifeKeeperと同様にNICをチーミングしている際のバグフィックスのほか、レジストリに誤った値が設定されているとスイッチオーバー実行時にブルースクリーン状態になってしまう問題や、ミラーボリュームに関する問題、データの不整合の問題などが修正された。