KDDIは、国内デーセンターサービスの郊外拠点として提供中の「TELEHOUSE TOKYO Tama」(東京都多摩市)において2期棟を新設し、10月1日より提供を開始、7月3日より申し込み受付を開始すると発表した。
2期棟は、クラウドなどの普及に伴い増加傾向にある高消費電力機器に対応するため、ラックあたりの利用可能電力を最大10KVAと強化し、高性能かつフレキシブルなコロケーション環境を提供。都心から30km離れた地震などの対災害性にも優れた立地(東京土地整備局による地震に関する地域危険度測定調査(第6回):AAA[最高ランク])、免震システムにより、DRやBCPの要望にも応える。
「TELEHOUSE TOKYO Tama」耐災害性 |
同センターの特長は「高消費電力機器への対応」、「耐災害性」、「万全なセキュリティ」、「潤沢なKDDIネットワーク」、「使いやすいアメニティ」、「環境配慮」。
セキュリティは、監視カメラ、センサー付きフェンスにより外部からの侵入を防止し、施設内でも生体認証付きセキュリティゲート、共連れ防止装置を設置することで、セキュリティを確保する。
また、異経路3系統以上の地下埋設によるケーブル引き込みにより、顧客に潤沢なKDDIネットワークを提供。顧客専用待合室・休憩室・会議室のほかにも、4tトラック対応の広い搬入口・開梱用のステージングルーム、Free Wi-Fi、有線インターネットアクセス環境なども用意している。さらに、最新の省エネルギー設備やLED照明の導入により、PU1.411(設計値)を達成した。