東芝ソリューションは3日、人財管理ソリューション「Generalist」のタレントマネジメント機能を2013年秋から順次リリースしていくことを発表した。企業の人材戦略やスペシャリストなど、後継者管理を支援する機能が強化されるという。

市場や事業の環境が急速に変化する中、国内企業は、グローバル対応や買収・合併、多角化などの事業戦略を展開している。これに伴い、人材育成、スキル顕在化、後継者管理、人材検索、人材分析といった人材戦略へのニーズが高まっている。

そこで東芝ソリューションは、Generalistを強化し、組織と人の継続的な成長を支援するタレントマネジメント機能を拡充する。人事管理システムGeneralist/HR、人材育成システムGeneralist/CMに加えて、人材検索・分析といった機能を順次リリースしていくとし、2013年秋には、組織の中長期的なリーダー層形成を支援する「後継者管理機能」をリリースする予定だ。

新しい後継者管理機能は、各ポジションに対して"直近"、"数年後"、"中長期的な将来"という時間軸で後継者候補を登録して共有でき、年度ごとや期ごとに定期的な運用が可能となる。さらに、後継者の"空き"と"重複"といったリスクもひと目で判別できる。

新機能は、リーダーの後継者管理だけでなく、技術スペシャリストの後継者管理などにも役立つ。タブレットデバイスからの利用も可能で、クラウドサービスや多言語化についても順次対応していく予定とのことだ。