マイナビは7月19日(金)、「ビッグデータ活用・保全セミナー」(東京・竹橋/参加費無料)を開催する。ストレージに関する課題を抱える企業が多い中、キング・テックはストレージに注力し、13年にわたりビジネス展開をしてきた。その営業活動の中で、ストレージに関する課題を耳にするケースが増えているという。同社はこれまで「データ共有を進めて業務を効率化したい」「増え続けるデータにどう対応すればいいのか」といった現場の声に応え、最適なソリューションを提供し続けてきた。その活動の結果、取り扱い製品を拡充し続けストレージ市場でも一目置かれる存在となっている。

齋藤氏が登壇する「ビッグデータ活用・保全セミナー」(7月19日(金) 東京・竹橋)の参加申し込みはこちらから(参加費無料)

株式会社キング・テック 営業部 部長 システムソリューショングループ 齋藤 哲章氏

これまでストレージに対する課題は、データ容量やパフォーマンスに関する内容が多かった。これは、企業が扱うデータ量が爆発的に増えており、大容量のデータを共有・保存することに主眼が置かれてきたためだ。大規模なストレージだけでなく、部署ごとで利用する小規模なストレージなどが数多く導入され、企業内の情報共有が進められてきた。その結果、さまざまなデータが分散してしまい、ただ保存されている状態になってしまう。このように死蔵されているデータを“活用”することで、企業の貴重な情報資産となるのではないか、と考える企業が増えている。

BCPが必須に。顧客環境に応じて最適なシステムを提案へ

基幹システムで使われるデータや企業機密に該当するデータを保護し、災害時や障害時でもビジネスを停滞させないように、データを“保全”したいと考えている企業は多い。特に、東日本大震災以降は、災害対策としてデータの保全を導入・検討する企業が増えている。このような背景から、BCPが企業課題の中でも注目を集めており、さまざまなソリューションが提供されているのだ。

「お客様のシステムによって、最適なシステムは大きく変わってきます。例えばデータをバックアップする際、一般的にはD2D(Disk to Disk)のほうがパフォーマンスが高いのですが、個々のデータ容量が大きな場合は、LTO(Linear Tape-Open)を使ったバックアップの方がパフォーマンスが出る場合もあります。お客様の環境に応じて、最適なシステムは全く異なってしまいます。当社にはストレージに関するノウハウの蓄積があり、これまでの経験を踏まえて、適材適所で提案できる点が強みだと考えています」(齋藤氏)

構築から保守まで、ワンストップソリューション

データの活用や保全といった課題に応えるためには、ストレージ製品だけではなく、サーバーやミドルウェア、アプリケーションなどを組み合わせたシステム構築が必要になる。しかし、自前でシステムを構築しようとしても、ハードウェアの調達や自社環境での検証、導入後の保守など、本格稼働までに多大な工数を要することになる。何とか稼働させたとしても、予期せぬトラブルが起きた場合に、ノウハウがないために対応しきれないというケースも出てくる。だからといって、このような課題を解決するための適切なソリューションを見つけることは、容易ではない。

「当社は、ストレージ一筋でソリューションを提供してきました。当初はストレージを中心に展開していたのですが、顧客ニーズに応じて、製品ラインアップを拡充してきました。現在では、ストレージ製品はもちろん、サーバーやミドルウェア、その他ソフトウェアなどをワンストップで提供することができます。構築からサポートまで一つの窓口で対応できるので、ユーザーからも高い評価を得ています」(齋藤氏)

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ストレージやデータに関する顧客の課題を具体的に解決していくキング・テック。具体的な方法については、7月19日に開催される「ビッグデータ活用・保全セミナー」で詳しく紹介される予定だ。当日は、データを「活用」「保全」するためシステムの構成例も紹介されるため、データの「活用」「保全」に関して課題を持つ企業にとって大きなヒントになるはずだ。