TISは、インドネシアでクラウドサービス「Cloud Berkembang」を8月1日から提供開始すると発表した。
インドネシアは、世界第4位の約2.38億人(2010年インドネシア中央統計局)の人口を持ち、今後の経済成長が期待され、IT関連市場も発展を続けている。しかし、インドネシア国内ではクラウド提供のノウハウに長けたベンダーはまだ少ないのが実情だという。
そこでTISでは、主に現地企業およびインドネシア進出の日系企業などでSaaS事業を展開したい事業者に「Cloud Berkembang」を提供する。
「Cloud Berkembang」は、データセンタースペックのグレード基準Tier3の信頼性を備えたインドネシア国内パートナー事業者のデータセンターに構築されたクラウドサービスで、インターネット回線を介して仮想マシンのリソースを利用できるクラウドサービスのため、最小構成で利用をスタートして、必要に応じてリソースを追加することが可能。仮想サーバの環境設定はテンプレート保存ができ、環境設定の再利用できる。
課金体系は月額課金制。同社では今後、2015年度末までに250件の導入を目指すという。