テュフズードジャパンは28日、VISA payWaveの名称で知られる非接触IC決済サービス向け携帯端末機器の認証試験所として、テュフズードジャパンが国内で初めて認定されたと発表した。
VISA payWaveは、交通、決済、社員証などのIDカードで主に利用されているType A/B方式の決済サービスの一つ。海外でも使用可能な規格で、発表によると、今回、テュフズードジャパンが認証試験所として認定を受けたことで、国内市場のみならず海外市場向けに携帯端末機器を開発するメーカーは、Visa Mobile Contactless Level 1試験を国内で完了することができるようになるという。
また、同社では、クレジット決裁端末で要求されるEMV Contactless Terminal Level 1、Level 2試験サービスの提供をすでに開始しており、今回、携帯端末機器の認証であるVISA Mobile Contactless Level 1を取得できるようになったことで、携帯端末機器とクレジット決済端末の両方の認証を取得することができるようになったとしている。
同社は、今後、VISA決済サービスの非接触型携帯端末機器の認証(VISA Mobile Contactless Level 1)を取得できる国内唯一の試験所として、認証試験や認証取得に向けた技術ミーティングやデバック試験などを通じて、携帯端末機器の開発メーカーに対して広範囲なサポートを提供していく予定だという。