富士通システムズ・ウエストは28日、現地顧客のニーズに最適化した商品を提供するため、7月1日にGlobal Hub for Solutions(GHS)をマレーシアに設置し、サービスを開始することを発表した。
GHSは、従来の国内ソリューションの輸出型ビジネスからグローバルマーケット起点で商品を企画開発するというビジネスへの転換を目指して設置され、企画、テストマーケティング、設計・開発、デリバリ、サポートの各機能を有する。同社では、マーケットに適した機能と価格を追求し、現地サポートを充実させ、顧客満足度の向上に務めるという。
まずは海外への提供が多い、生産管理を中心とするERPソリューション「PRO-NES」より展開し、2013年度中に7商品、2015年ごろには14商品に拡張する予定とのことだ。
組織体制としては、Fujitsu Kansai Solutions Asiaを中心に、ビジネスパートナーであるFBIC COMPUTERS SERIVCESのリソースを活用し、事業を展開する。