エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ(以下、NTTメディアサプライ)は6月28日、自治体や商店街組合向けのサービスとして、商店街等の屋外エリアを回遊する来訪者が、Wi-Fiでインターネットの利用ができる「DoSPOT STREET」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、商店街等オーナー向けに来訪者が誰でも気軽にインターネットを利用できる環境を構築するサービスで、来訪者は商店街等を回遊しながらインターネットを利用できるため、来訪者の満足度向上、商店街等への集客力向上を図ることができる。

また、平成24年9月20日より提供している店舗向けWi-Fi(無線LAN)サービス「DoSPOT」と組み合わせることで、商店街をまるごとWi-Fi化することが可能となり、より一層の集客力向上が期待できる。

「DoSPOT STREET」および「DoSPOT」のサービスイメージ

サービスの特長は「無料Wi-Fiインターネット機能:Wi-Fi対応端末を持っている来訪者は、Wi-Fi対応端末の種類や契約キャリアを問わず、1日最大60分(最大15分×4回まで)無料でWi-Fiインターネットを利用できる」、「商店街等PR機能:商店街等への集客を促進するため、来訪者が無料Wi-Fiインターネット認証後にワンタッチで商店街等のホームページへアクセスできる機能を提供。これにより、ホームページ上のクーポン等の利用促進が期待」、「フレッツ・スポット(Web認証型)の利用:フレッツ・スポットをローミングするエリアにおいて、NTT西日本のフレッツ・スポット契約中の来訪者は時間制限なくWi-Fiインターネットを利用することができる」。

また、西日本電信電話(以下、NTT西日本)は、DoSPOT STREET展開エリアのうち、NTT西日本が提供する公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット(Web認証方式)」(以下、フレッツ・スポット)の利用が多く見込めるエリアにおいて、「フレッツ・スポット」のローミングを実施すると発表した。