日本HPは26日、同社が提供するビッグデータ解析ソリューション「HAVEn」に関する発表会を実施した。
発表会には、日本HP 常務執行役員 HPソフトウェア事業統括 中川いち朗氏とHP Vertica バイスプレジデント&ゼネラルマネージャー コリン・マホニー氏が登壇。
中川氏は同社のソフトウェア郡について「運用管理、テスト品質管理、セキュリティ、ビッグデータ4つの柱があり、「HAVEn」はビッグデータの領域を担うプラットホーム」と紹介。
さらにHAVEnについて「ビッグデータから得られる価値を十二分に活用するためのプラットフォームであり、パートナーとのエコシステムを大きく踏まえている」と強調した。
「HAVEn」は、Hadoopに加え、同社が保有するAutonomyやVertica、そのほかにArcSightやOperations Managementといったソリューションが組み合わさったプラットフォーム。それら、業界の主要な技術を組み合わせ、構築のコンサルティングなども含めて導入支援をHPが行うとしている。また、700以上のソフトウェアコネクタを活用し、構造化データや半構造化データ、非構造化データに対応する。ユーザはすべての構成要素について導入する必要はなく、自社の状況に応じて取捨選択することができる。
日本では既にHAVEnのサービス提供をはじめており、同社によるとKDDIなどが「HAVEn」を既に導入している。