JR東日本は、東京駅でタブレット端末を活用したデジタルコンテンツサービスのトライアルを実施することを発表した。

同社は現在、ICT(情報通信技術)を活用して駅・列車などの移動に関わる時間をより充実させるための方策を検討しており、今回のトライアルはその取り組みの一環。

トライアルでは、タブレット端末を通じ旅行や東京駅にまつわるコンテンツを提供することで、今後、駅や列車内でサービスの展開を検討する際のテストを行う。提供するコンテンツは、旅行ガイドや動画コンテンツなどが中心で、東京駅の利用案内や運行情報なども見ることができる。

提供コンテンツ

トライアルの実施予定期間は、7月1日~9月16日の9時~19時30分。期間中は東京駅地下1階の「びゅうスクエア」にデジタルコンテンツを格納したタブレット端末が設置され、誰でも自由に利用できる。

タブレット端末の設置イメージ

タブレット端末の画面イメージ

なお同社は今後、列車内でのトライアルやWi-Fi活用に向けた検討なども行う予定。