NTTデータは、「無線LANおまかせサービス」に「インターネット接続オプションサービス」を追加し、7月1日より提供を開始すると発表した。
「無線LANおまかせサービス」は社内無線LAN環境に不可欠なセキュリティ機能を備え、無線LANサーバや認証サーバなどを共同利用可能にするクラウドセンターにより、安全な無線LAN環境を提供するサービス。既存の社内ネットワーク(有線)を変更することなく、無線LAN環境を追加することができる。
今回新たに提供するオプションサービスは、社内接続とインターネット接続を1台の無線LANアクセスポイントで制御することで、社内接続向け無線LAN機器を利用しつつ、社内ネットワークとは完全に独立したインターネット接続環境を提供することができるもの。
社内接続とインターネット接続を1台の無線LANアクセスポイントで制御することができるため、それぞれの接続用の環境構築が不要。また、利用期間の制約がないため、必要な時にオプションを追加でき、必要のない時に外すことができる。
活用シーンとして、「グループ会社やパートナー企業などの社員が、社内ネットワークには接続せずにインターネット接続を行って自社のリソースなどにアクセス」、「社内ネットワークと分離し、スマートデバイスを使ってインターネット上のクラウドサービスを利用」、「プロジェクトチームを緊急で発足して、一時的にインターネット接続する環境を準備」、「来店者が接続して利用できるインターネット接続環境を提供」、「クーポンを発行するなどして、店舗への来店者数を増やす取り組み(O2O:online to offline)」等が想定される。
初期費用は0円から、月額1,500円からとなっている。