KDDIは6月26日、KDDIグローバルネットワークの運用センターとして、「ホーチミン・グローバルネットワークオペレーションセンター(ホーチミンGNOC)」を7月1日に開設すると発表した。

ホーチミンGNOCは、KDDIベトナム(本社:ハノイ市)の配下に置かれ、東南アジア地域との国際通信ネットワークの運用保守業務を24時間、365日体制で行う予定となっている。センター長は、前川 建一氏。

東南アジアの周辺諸国と地理的に近い場所に運用センターを設置することで、各国通信事業者との定期会合の実施など直接的なコミュニケーションの機会を増やし、緊密な情報共有と連携強化をはかるとしている。

ベトナムは近年急速な経済発展をとげており、日系企業の進出が拡大している。KDDIでは、ICT分野も大きな成長が見込めるとして、50名規模の現地スタッフを採用。現地の雇用に貢献すると共に東南アジア地域の発展に寄与し、グローバルICTサービスの提供、品質向上をはかっていくとしている。

ホーチミン・オペレーションセンター内の様子