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Adobeは6月25日(米国時間)、ブログ「Open Source Flash C++ Compiler, CrossBridge」において、Flash C++ Compiler (FlasCC)をオープンソースソフトウェアとして提供すると発表した。オープンソースソフトウェアでは「CrossBridge」という名前で呼ばれることになる。FlasCCはもともとAdobe Creative Cloudに含まれる形で提供されていたプロダクト。
「CrossBridge (FlasCC)」はもともとは開発コード名「Alchemy」と呼ばれていた取り組みの成果物。AlchemyはC/C++ソースコードをコンパイルしてFlash PlayerやAIRで実行可能なコードを生成するというもの。既存のC/C++ライブラリなどをそのまま利用することができ、パフォーマンスも期待できるとして注目されていた。
CrossBridgeのデモンストレーションやソースコードのダウンロードなどは「Adobe Gaming - Better games. More easily. For more people.」から実施可能。Windows 7やMac OS X 10.6+が対象とされており、Flash Player 11+およびFlex SDK 4.6+、64ビット版のJava VMなどが必要とされている。主にゲームアプリケーションの開発などが想定されている。