日立ソリューションズは、スマートデバイス(Windows 8)の情報セキュリティ対策を強化する「秘文AE SmartDevice Extension」の販売を8月30日から開始すると発表した。
新製品は、Wi-Fi制御により、企業のセキュリティ管理者が定めた無線LANのアクセスポイントだけに接続を許可するため、テザリングや個人所有のモバイルWi-Fiルータ、社外アクセスポイントの利用を防止し、インターネットからの情報漏洩リスクを低減する。
また、ハードディスクとリムーバブルメディアを暗号化し、盗難・紛失に遭った際に、端末内のデータが第三者に不正利用されることを防止する。データの暗号化・復号は自動的に行われ、利用者は暗号化・復号を意識することなく、スマートデバイスを利用できる。
対応OSは、Windows 8、Windows 8 Pro、Windows 8 Enterpriseで、価格は8,400円/1クライアント。
また同社では、「秘文AE SmartDevice Extension」の販売開始に合わせて、スマートデバイス(iOS、Android OS)上で秘文機密ファイルの復号を行う「秘文 機密ファイル復号プログラム」をApp Store、Google Playに公開し、無償提供を開始する。
さらに、エンドポイント(モバイルPC含む)からの不正な情報の持ち出しを制御する「秘文AE IF Plus」に「秘文AE SmartDevice Extension」のWi-Fi制御と同等機能の追加を2013年11月に予定している。