MMD研究所は6月25日、タブレット端末に関する定点調査の結果を発表した。同調査によると、現在タブレットを所有しているユーザーの7割は、次世代「iPad」を購入したいと考えているという。

調査は、20~59歳の男女、568人のタブレット端末所有者を対象に、インターネット調査で6月18日~21日に行われた。なお、事前に1万5421人を対象にタブレット端末を所有しているか調査を行ったところ、所有率が20.2%であったという。1月に行われた調査の所有率は19.9%であり、0.3%の微増となった。

タブレット端末所有者に「次世代iPadが販売されたら購入したいと思いますか」という設問では、「購入したい」、「やや購入したいと思う」が合わせて72.0%となった。全回答者のうち、iPadシリーズ所有者は62.5%を占めるが、その中で購入意欲を示したユーザーは82.9%に達した。

また、Androidタブレットのユーザーでは、GoogleのNexusシリーズ所有者が1月の5.3%から9.2%に増加し、全体の約1割を占めるまでにシェアを拡大した。ほかに、Galaxy Tabが4.2%(1月比-0.8%)、ARROWS Tabが3.3%(同+1.0%)、Xperia Tabletが3.0%(同-0.9%)、Kindleが2.9%(同+1.7%)などとなっている。

所有タブレットのブランド名

ほかに、タブレット端末をOS別で満足度調査を行ったところ、iOSが85.1%、Androidは70.4%が「満足」、「やや満足」と回答した。iOS、Android端末が共に満足度の高かった項目として「画面の大きさ」、「端末の大きさ」が挙がり、約8割の満足度を得た。

逆に不満度の高かった項目として、iOSは「端末の軽さ(21.7%)」、「文字入力のしやすさ(13.5%)」が挙がった。Android端末は、「文字入力のしやすさ(19.8%)」、「バッテリーの持ち(18.8%)」が上位となっている。