クロス・マーケティングは6月24日、同社が実施した「若者に関する調査」の結果を発表した。同調査は株式会社宣伝会議と共催する「インサイトスコープProjectセミナー」内で使う調査データの収集目的で行われたもので、調査対象は20~29歳(学生) / 20~29歳(有職者) / 30~59歳(有職者)。調査期間は2013年5月2日~5月6日、有効回答数は1000件となっている。
調査結果のうちFacebookとLINEの利用状況を見てみると、1日に1回以上利用する人の割合は、全体でFacebookが23.6%、LINEが24.6%となっている。年代別では20代の利用頻度が高く、特に20代女性でその傾向が顕著。20代女性の33.0%は、LINEを毎日数回利用すると答えている。
両サービスのフレンド数については、Facebookは「1~2人」、LINEは「5~9人」という回答が最も多く、フレンドの平均人数はFacebookが71人でLINEが46人となっている。20代女性はFacebookのフレンド数が他の層に比べて多い。
また、「普段SNSでやりとりをする相手」を尋ねた質問では、Facebookはやや昔の友人との交流が多く、LINEは家族や恋人などとの交流が多いという傾向が表れている。
同調査の詳細をまとめたレポートは、同社のWebサイトで氏名や住所などの情報を登録してダウンロードできる。