楽天は6月25日、電子商取引授業「楽天IT学校」において、2013年度から新たに海外向け販売に関する授業および英語による特別授業を実施し、生徒が実践的な英語のコミュニケーションを学ぶ機会を提供すると発表した。
楽天IT学校の授業の様子 |
設立から7年目となる楽天IT学校は、楽天がCSR活動の一環として高校を対象に約1年にわたり実施するもので、本年度は15校、累計で40校を実施している。楽天市場の店舗運営ノウハウを高校生向けにアレンジした電子商取引授業を行い、後半では各校による地域のPRを兼ねた販売を実践して、実践的に電子商取引への理解を深める。
今回の海外販売授業については、岐阜県立岐阜商業高等学校と大分県立大分商業高等学校の2校を対象に実施する。従来の授業に加え、楽天市場が提供する国外在住の楽天会員向けの海外販売サービス「楽天海外販売」の英語版Webページでも販売実践を行い、海外のユーザーへの商品提案や対応の方法を学ぶ機会を提供する。また立命館宇治高等学校においては、楽天の国内および海外グループ会社から講師を派遣し、通常の楽天IT学校全6回分を2回に再編成した特別授業を英語で実施する。