ベクトルはCRM事業を展開するシナジーマーケティングと協業し、インバウンド・マーケティングの効果を測定・分析するツール「inbound 360(インバウンドサンロクマル)」の提供を、2013年6月下旬より開始すると発表した。
同製品は、シナジーマーケティングが展開するクラウド型マーケティングナビゲーター「synergy!360」の技術をベースに、インバウンド・マーケティング活動の効果を検証し、その結果を分かりやすく表示するツールで、企業の宣伝・マーケティング担当者にとって使いやすい機能を備えている。
これにより、インバウンド・マーケティングの施策の進捗を"見える化"し、まるで計器盤を見るかのように分かりやすく表示する「ダッシュボード機能」を搭載。主に表示するのは、WEBトラフィック(ページビュー・ユニークユーザー数)・WEB流入元・検索キーワードランキング・ソーシャルメディアにおけるクチコミ件数・ポジネガ比較。例えば、ダッシュボードに表示される「検索キーワードランキング」を見れば、消費者がどんなキーワードで自社の製品・サービスを見つけてくれたのかを把握することができる。
また、自社コンテンツへの訪問者を優良顧客化していくための機能として、WEBアクセスログ収集や会員管理などの様々な機能を装備。顧客とコミュニケーションを取るための各種フォームが簡単に作成でき、さらにWEB上における受け皿の機能を果たすランディングページも作成できる。
他にも、メール配信機能などを備えており、こうしたCRM的機能を活用することで、自社コンテンツ閲覧者の行動履歴データ収集や、WEB上における顧客とのコミュニケーションをスムーズに行うことができ、顧客を優良顧客化していくことが可能になる。