大阪府警察本部サイバー犯罪対策課と大淀警察署、港警察署、高槻警察署、住之江警察署と西警察署は6月20日までに、ファイル共有ソフト「μTorrent」を使用してインターネット上に音楽ファイルなどを公開していた大阪府内の男性5名を、大阪地方検察庁にそれぞれ送致した。JASRACが明らかにしたもので、JASRACは3月7日と27日に告訴を行なっていた。

発表によると、被疑者らは大阪府内在住の21歳の大学生2人、18歳の当時高校生だった1人、23歳と33歳のアルバイト2人。この5人は、JASRACの管理楽曲をを無断でインターネット上に公開し、不特定多数のユーザーに対して送信できるようにして著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれている。

なお、JASRACが「Bit Torrent」系のファイル共有ソフトを悪用した者を告訴したのは初めてのことになるという。