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Google Readerの代替候補の中では最大規模のユーザを獲得したとみられるFeedlyは、すべてのユーザに対して「Feedly Cloud」の提供を開始したと発表。当初の予定通り、ほぼすべてのユーザのデータが「Feedly Cloud」へ移行されたものとみられる。既存のFeedly利用者は、ページの上部に「June 19th - The Feedly Cloud is now available to everyone.」といったメッセージが表示されたことに気がついただろう。

「Feedly Cloud」が利用できるようになったが自動的に切り替わるわけではなく、ブラウザからもアプリからも特定の操作をする必要がある。PCのブラウザを使っている場合、アクセス先が「www.feedly.com」から「cloud.feedly.com」に変わる。「cloud.feedly.com」にアクセスするとログインを求められるので、アクセス許可と共にログインを実施する。

もう一度「cloud.feedly.com」にアクセスすると、「Feedly Cloud」ベースのフィードが表示されるようになる。「Feedly Cloud」ベースで動作しているかどうかは、左のリスト部分を一番下までスクロールして「Powered by the feedly cloud」といった表示がでているか確認すればよい。

スマートフォンやタブレットデバイスでFeedlyアプリを使っている場合、アプリを再起動することで「Feedly Cloud」が使われるようになる。アプリの再起動の方法はOSごとに異なる。iPhoneやiPadであれば、ホームボタンをダブルクリックして下部に動作しているアプリケーションを表示させ、左右にフリックしてFeedlyのアイコンを探し出し、アイコンの上で長押し。アイコンがぷるぷると震えだしたら、アイコンに表示される削除マークをクリックしてアプリケーションを終了する。この状態でFeedlyを起動すれば、アプリケーションは再起動したことになる。

Feedlyアプリが「Feedly Cloud」ベースで動作しているかどうかは、ブラウザの場合と同様に一覧を一番下までスクロールして、「Powered by the feedly cloud」といった表示があるかどうかを確認すればよい。

Feedly Cloud is Now Available to All Users」の説明によれば、すでに9つのサードパーティアプリやサービス(IFTTT、Sprout Social、Nextgen Reader、gNewsReader for BlackBerry 10/Symbian/MeeGo、Press、gReader、Newsify、Pure News Widget、Meneré)が「Feedly Cloud」に対応しているという。

移行の最初のタイミングでは注意が必要。未読データが反映されていない期間があったり、古い未読データは保持されていないため、フィードをどこまでチェックしたか最初は戸惑う可能性がある。

Feedlyエクステンションのバージョンが古いと、まずバージョンアップを実施するようにメッセージが表示される

エクステンションのバージョンが該当バージョン以降になっていれば、Feedly Cloudが利用できるようになった旨が表示される

以降はwww.feedly.comではなくcloud.feedly.comを使用する

cloud.feedly.comの最初のアクセスではログインを求められる

利用するアプリを許可

cloud.feedly.comログイン後のFeedly

一覧を一番下までスクロールすると「Powered by the feedly cloud」のメッセージを確認できる

再起動前のFeedly for iPad。Google Readerをバックエンドにして動作している

ホームボタンをダブルクリックしてプロセス一覧を表示してFeedlyアプリを終了する

再度Feedly for iPadを起動。一覧を一番下までスクロールすると「Powered by the feedly cloud」のメッセージを確認できる

Feedly for iPhoneも動作は同じ。iPadと同じ方法で一旦アプリを終了する

Feedly for iPhoneを起動。一覧を一番下までスクロールすると「Powered by the feedly cloud」のメッセージを確認できる