沖縄日立ネットワークシステムズは、クラウドサービス「ちゅらうど」においてバックアップやBCP(事業継続計画)対策などが実現可能な「ちゅらうど」バックアップソリューションのメニューを拡大し、8月1日から提供を開始すると発表した。

「ちゅらうど」が提供するバックアップソリューションのイメージ

「ちゅらうど」バックアップソリューションは、バックアップデータの別置保管から、日立ソリューションズの協力の下、次世代高速バックアップ/リカバリシステム「FalconStor CDP」を活用したバックアップ環境やディザスタリカバリの実現に至るまで、顧客のBCP対策向けのサービスを提供。

具体的には、「別置保管サービス」では沖縄県外などにあるバックアップデータの遠隔地保管をオンラインで実現。これにより、これまでDLTやLTOといった外部メディアにデータを保存して別置へ輸送し実現していた別置保管作業にかかる運用の効率化とコスト削減を実現する。

「バックアップ環境提供サービス」では、顧客サイトでのバックアップ環境を提供。定期的にディスクの復元ポイントを設定することで、短時間かつ確実に指定した単位でのバックアップデータを作成する。

「システム復元サービス」では、有事の際にバックアップ環境提供サービスで取得したバックアップデータから本番環境を復元することで、顧客サービスを継続。なお、別置保管サービスやバックアップ環境提供サービスでは、システム復元サービスと組み合わせることで事業継続を支援する仮想サーバを7月1日から提供する。

サービスと提供価格は以下のとおり。

提供価格