多摩美術大学が運営するアートスペース「アキバタマビ21」にて、完成品と試作段階の副産物を同時に見せる企画展「artとFart」が開催される。会期は6月22日~7月28日、開場時間は12:00~19:00(金・土曜は20:00まで、火曜休場)。入場無料。

同アートスペースのWebサイト

同展では、多摩美術大学のOBたちが制作した作品(art)と、制作段階で生まれ、作品になりえなかった副産物(Fart)を併せて展示する。「Fart」は本来「おなら」を意味する単語で、この展覧会では、美術作品を制作するプロセスで発生するアイデアや端材、試行錯誤の結果生まれた試作品などといった副産物を指す単語として用いられている。

参加する作家は、アルスエレクトロニカ賞 2009を受賞したナリタタツヤや、FabLabShibuyaで運営を担当する山本詠美をはじめ、井上恵介、出雲優子、島津冬樹、白井希、時里充、新島龍彦といった計8名。そのほか、会期中は「紙にまつわるワークショップ」が計4回(6月30日、7月7日、7月14日、7月21日)開催される予定となっている。ワークショップの開催時間などの詳細は、同アートスペースへ要問い合わせとなっている。