富士ゼロックスは2013年6月19日、ユーザーが最適なコミュニケーションをとれる環境を構築し、業務の改善を支援するソリューション&サービスの新製品と、機能を強化した製品群を順次発売していくことを発表した。

同社が提供するソリューション&サービスは、大きく3つの製品群に分けられる。

ソリューションサービスを形成する3つの製品群

アプリケーションやフォーマットの違いを超え、電子文書と紙文書を統合・管理できるドキュメントハンドリング・ソフトウェアの最新バージョン「DocuWorks 8 (ドキュワークス エイト) 日本語版」を、8月5日より販売開始する。DocuWorksのオプションとして、文書管理システム「DocuShare」との連携機能を実現するプラグイン「DocuShare 連携プラグイン for DocuWorksドキュメントトレイオプション 6.6」も同時に発売する。

DocuWorks文書の操作性をさらに向上させ、モバイル環境でのドキュメントハンドリングを支援するアプリケーションソフトウェアの最新バージョン「モバイル統合アプリケーション for iOS 2.1」は、7月4日に発売される。

販促用印刷物制作支援クラウドサービス「Smart Promotion(スマート プロモーション)」は、6月20日に発売される。このサービスは、チラシ、リーフレット、ポスターなどの販促用印刷物を「つくる」プロセスから「つかう」プロセス、また使ったあとに「分析する」プロセスをワンストップのソリューションとして提供するものだ。

動画と文書を統合し、情報の管理・配信環境を提供するマルチメディアデータ・マネジメント&サプライシステムの最新バーション「MediaDEPO (メディア デポ)4.0J」は、7月1日に発売。ユーザーインタフェースを一新し、PCの操作をキャプチャしてコンテンツにできる簡易コンテンツ作成ツールも同時に提供される。。

富士ゼロックスのオフィス向けデジタル複合機で利用可能な追加型アプリ「かんたんUIパッケージ」が、7月5日より同社ホームページから複合機へのインストールパッケージとして無料でダウンロードできるようになる。よく使われる機能をより簡単に使えるように、操作ボタンの数を減らして視認性を高め、快適に使えるようになるという。

SMB(Small and Medium Business)市場向けには、ユーザーのパソコンやサーバー、ネットワーク機器などの資産やセキュリティの管理をサポートするクラウドサービス「IT資産管理サービス」を7月2日より提供する。

同様にクラウドサービスとして、複合機の出力枚数などの使用状況をWebで集計・参照し、経費管理の効率化とTCO削減を推進する「Device Log Service」が、6月20日より提供される。