ソーラーフロンティアは6月18日、同社の国富工場の生産ラインで生産されたCIS太陽光発電モジュールを使って、エネルギー変換効率14.%(出力:179.8W)を実現したことを発表した。
同モジュールの変換効率は、現在の太陽光発電システムの主流である多結晶Si系太陽電池のエネルギー変換効率とほぼ同レベルであり、同社では、自社の旗艦工場の生産ラインを用いて生産できたことは、今後のCIS太陽電池の大量生産に向けた明るい材料になるとコメントしている。
ちなみに同変換効率の値は、第三者機関である米国保険業者安全試験所(UL)で認証された。
なお、同社では、今後とも経済性と環境性に優れたCIS技術の研究・開発を進めていくとともに、エネルギー変換効率だけでなく、実発電量に優れた製品をいち早く製品化できるよう高出力品の量産化を目指して取り組んでいくとコメントしている。