シャープは6月17日、ジェスチャーセンサとRGB照度センサを搭載し、スマートフォンなどの操作性の向上と高画質の画面表示を実現する近接センサ「GP2AP050A00F」を開発したことを発表した。

同製品は、画面から離れた位置で手の動きを検知する検知距離約10cmのジェスチャーセンサを搭載しており、これによりユーザーはジェスチャーによるスマートフォン操作などを容易に行うことを可能とした。

また、周囲の色や明るさを検知するRGBセンサと照度センサを搭載することで、その場その場に合わせた最適な色合いと輝度で画面の高画質表示を実現することが可能となっている。

さらに、3つのセンサを搭載しながらも5.6mm×2.1mm×1.25mmの小型パッケージを採用しており、これにより、スマートフォンなどの機構設計の自由度を高めることが可能となっている。

なお、サンプル出荷は6月28日からを予定しており、サンプル価格は300円。量産は2013年9月上旬を予定しており、量産規模は月産300万個を予定しているという。

ジェスチャーセンサとRGB照度センサを搭載した近接センサ「GP2AP050A00F」