Netcraftが13日、「The Meteoric Rise of DigitalOcean」と題してクラウドホスティング市場においてDigitalOceanが急成長を遂げていることを紹介している。
Netcraftの調査によると、昨年12月時点で138のWebサーバしか提供していなかったDigitalOceanが、今年6月の時点で7000以上のWebサーバを提供するまでに成長したとしている。まだ、AmazonやOVH、Hetznerなどに比べれば圧倒的にサーバ数が少ないが、これら大手ホスティングプロバイダを脅かす存在になりつつあるといえる。
またNetcraftでは、成長株のDigitalOceanで使用されているWebサーバのシェアについても調査を行なっている。興味深いのは、7000あるWebサーバの内、約3割がUbuntuを採用している点だ。DigitalOceanではUbuntu/CentOS/Debian/Arch/FedoraなどのLinuxディストリを含むいくつかのイメージを提供しているが、Webサーバとして定評があるCentOSではなくUbuntuの方が多く利用されている結果となっている。