TechWeekEuropeの記事「Researchers Claim Wi-Fi Threat Is A Serious Danger To iPhone Users」が、特定の条件を満たすiPhoneやiPadにはWi-Fiネットワークに自動的に接続する挙動を示すものがあり、セキュリティ上の懸念になっているという指摘を取り上げている。
記事によると、iPhoneデバイスは特定のネットワークにおいては、あらかじめ予約された特定のSSIDに対して自動的に接続を実施するものがあるという。この性質を悪用されると、偽のWi-Fiネットワークを構築してiPhoneが自動的に接続するようにすることで、通信内容を盗み見られ、アカウント情報などが盗まれる可能性がある。
なお、記事中で指摘を受けているネットワーク提供会社は同記事の指摘を受け、同社の提供するサービスは安全である旨を指摘している。特定のSSIDに対するアクセスは相互に認証をかけるEAP-SIM認証によって保護されており、ユーザは安全だと説明している。