千葉市は、スマートフォンやパソコンから、市内の地域課題を、写真付きレポートとしてWeb上へ投稿する実証実験(ちばレポ)を7月16日~9月末日までの予定で行うと発表した。
ちばレポ |
この実験は、道路、公園等公共施設の不具合、ごみの不法投棄などの地域課題を、スマートフォン(Android、iOSいずれかに対応しているもの)やパソコンからレポートするもの。情報は地図上にマッピングされる。
実験では市民から寄せられた様々な地域課題について分析を行い、従来の行政が行う対応に加え、市民と市との協働による解決の可能性について検討する。なお、実証実験では投稿課題に対し、仮想業務処理(実際の処理はしない)を基本とするが、緊急性等により現実的な対応が必要な場合は、所管において業務処理を行う。同市では、今回の実験で投稿された課題の検証を行い、市民協働の可能性を検討する。
実験への参加条件は市内に在住・在勤・在学の人で、市政に関心があり、インターネットを利用できる機器を保有し、レポート投稿が可能な人。
詳細は千葉市のWebを参照。
今回のシステムは、マイクロソフトがWindows Azure上に構築。マイクロソフトではすでにロンドン、サンフランシスコ、マイアミなどで同様のシステムを構築しており、今回はそのノウハウを活用してシステムを提供したという。