シスコシステムズは14日、日本経済再生本部の下に開かれる「産業競争力会議」の民間議員に、自然なフェースツーフェースコミュニケーションを実現する「Cisco TelePresence」(テレプレゼンス)」を提供していると発表した。
産業競争力会議は、日本経済再生本部の下、日本の産業競争力の強化や国際展開に向けた成長戦略に具現化と推進について調査審議するために開催されており、安倍内閣総理大臣を議長とし、関係閣僚及び10名の民間議員から構成されている。
「テレプレゼンス」は、高精細ビデオを高品質オーディオによって、「フェイスツーフェイス」エクスペリエンスを提供し、コミュニケーションおよびコラボレーションを実現するソリューション。今回の支援では、「Cisco Global WAN」でテレプレゼンス端末同士を接続している。
発表によると、「テレプレゼンス」の提供により、例えば、民間議員が海外から「産業競争力会議」に参加する場合であっても、ビデオテクノロジーを利用して、参加者のリアルな表情を遠隔地間で共有できるため、全員が会場で参加したような自然なコミュニケーションが可能となるとしている。
また、Web会議システム「Cisco WebEx Meeting Center」も提供することで、開催されている会場やテレプレゼンスルームのような専用設備が設置された部屋以外の場所からも、「産業競争力会議」に参加することが可能となるという。