「ActiveImage Protector 3.5 SP3」

ネットジャパンは6月13日、同社が開発したディザスターリカバリーソフトのサービスパック「ActiveImage Protector 3.5 SP3(以下、ActiveImage Protector)」の出荷を6月14日に開始すると発表した。

ActiveImage Protectorは、重複排除機能を搭載した、ディスクイメージングによるバックアップ/リカバリーソフトで、レガシーマシン(Windows 2000 Serverなど)から、最新の物理/仮想のWindows Server 2012やLinuxマシンまで、大規模から小規模システムに関わらず、幅広い環境において柔軟に対応できるように設計されている。

「ActiveImage Protector」バックアップ機能

今回、出荷されたSP3の新機能は、「シュリンクオンザフライ」、「仮想変換ユーティリティ(P to V機能)の強化」、「A.I.R.によるP to Pの機能強化」、「Windows PE 復元環境作成ウィザードを搭載」、「Linuxベースの復元環境(ActiveImage Protector Boot Environment)を同梱」。

シュリンクオンザフライは、NTFSのボリュームの縮小復元と縮小複製が可能となり、用意した代替ハードディスクの容量が小さい場合でも復元が可能になる。また、ESX(i)サーバーのデータストアを保存先として直接指定できるようになったため、変換した仮想ディスクファイルをローカルからコピーする必要がなくなる。

今回、仮想環境向けにVirtual Edition、物理環境向けにServer EditionとDesktop Edition、クラスター環境向けにCluster Editionの4製品を、SP3としてリリース。その他のEditionについては、順次リリースする予定。

ActiveImage Protector 3.5の販売価格(ライセンスあたり、税別)は、Virtual Editionが19万8,000円、Server Edition 1~4ライセンスが16万6,200円、Desktop Edition 1~4ライセンスが1万200円、Cluster Editionが19万8,000円。